脳の老化を防ぐ食べ物を生活に取り入れましょう

食事は体をつくる基本です。これは脳の老化にも当てはまることで、あまりよくないものばかりを食べていれば脳の老化は早まります。しかし逆に、老化を抑えてくれる食べ物を生活に取り入れることで、脳をなるべく活発な状態のままに保つことができるのです。 もちろん、そういった食べ物を食べていれば他に何もしなくてもよいというものではありません。脳や体を刺激する趣味や習慣などにしっかりと取り組んだ上で、その効果をサポートしてくれるものと考えましょう。
飲み過ぎ注意!脳を若く保つ飲み物
とある調査では、コーヒーを習慣的に飲んでいる人は認知症やアルツハイマーになりにくいという結果が出ています。コーヒーをよく飲む人は、飲んでいない人と比べてなんと65%も脳の老化リスクが下がっていたというのです。 これはコーヒーに含まれるカフェインの作用だと考えられています。カフェインは意識をはっきりさせて認知能力を高めるだけでなく、認知症の進行を抑える効果があると目されているのです。 また、ワインも認知症を抑えると言われています。厳密にはワインそのものではなく、ワインの原料となるぶどうにそういった成分が含まれているようです。そのため、ぶどうジュースでも似たような効果が得られるのだとか。 データとしては、一日に1杯ほどの赤ワインをたしなむ人は、一切飲まない人よりもアルツハイマーになる確率が半分になっていたとのことです。 ただし、コーヒーも赤ワインも飲み過ぎには注意しましょう。コーヒーはカフェインに依存性がありますし、赤ワインはもちろんアルコールですので、こちらもやはりある程度の依存性を有しています。さらに赤ワインは飲みすぎると逆に脳の記憶を司る部分「海馬」が弱ってしまうというデータも存在します。
調理に使うならオリーブオイルとココナッツオイル
地中海料理に多用されるオリーブオイルにはアルツハイマー病やパーキンソン病にかかるリスクを低減し、健康寿命を伸ばす効果があると言われています。実際に地中海沿岸はアルツハイマー病の患者が非常に少ない地域となっており、彼らの健康を支えているのがオリーブオイルなのです。 オリーブオイルを意識して摂取する場合、地中海料理を味わうのがよいでしょう。またソレ以外の料理であっても、油をオリーブオイルに入れ替えて調理できるものもあります。 また、自然界から得られる素材で最大量の中鎖脂肪酸を含んでいるココナッツオイルもアルツハイマー病への効果が確認されています。アルツハイマー病の進行を抑える薬にもこの中鎖脂肪酸が含まれており、食事を通して摂取することでも有効成分としての効果を得られるでしょう。
インド料理やアジア料理に使われるターメリック
カレーなどの料理で使用されているターメリックにはクルクミンという成分が含まれています。これは脳の認知能力を劣化させる成分アミロイドβを排除し、さらにアルツハイマー病への影響力が強いと言われるタンパク質オリゴマーの活動から神経を保護する効果があります。 ターメリックを摂取できる料理としては、やはりカレーが定番です。しっかりとターメリックを使った本格派のカレーを選ぶとよいでしょう。