老年生活には支えが必要

年を取れば、誰でも弱くなる。特に、男性は寿命も短く、退職後には一気に老け込むことも。認知症にもなりやすい女性と互いに支え合いながら、余生を送っていきましょう。
60歳を過ぎれば、誰もが体力が落ち、疲れやすくなります。階段を上るのだって一苦労です。背中を押して一緒に歩いてくれるパートナーがいなければ、人生は薄暗いものとなります。死ぬまで2人で共同して生きるためにも、リタイア後は真っ先に彼女に感謝を伝えなければなりません。伴侶もそのときが来るのをきっと心待ちにしているはずです。
若者には負けない! は嘘
人間は、年を取るごとに細胞レベルで弱ってきます。よく「まだまだ若いものには負けないぞ!」と大声を張り上げる人もいますが、これは科学的な視点から言えば嘘です。確かにパワフルな気迫を持ったお年寄りも少なくありませんが、体力的にはどう考えても若い人にはかないません。年を取って強くなっていく生物は、この世に存在しません。潔く老化を認めて伴侶に助けを請う…これが、結果として長生きのためとなるわけです。
男は弱い生き物だ
女性と比べて男性は平均寿命が短めです。年を取れば体力は著しく衰え、最終的には女性に負けてしまいます。特にバリバリと働いてきた人たちは、リタイア後にぐっと老け込んでしまうこともあります。「男やもめに蛆が涌く」という言葉もある通り、老年男性には絶対に生活を支えてくれるパートナーの存在が必要となってきます。
結果にこだわらないこと
もらえる年金の額も、男性の方が多いことがほとんどでしょう。経済的な意味で優位にある男性がパートナーの生活を支えるのは当たり前のことです。現実的なことを言えば、旦那の年金をモチベーションとして離婚を我慢している人もいます。
また、認知症については女性の方が罹患しやすいという指摘もあります。物事がわからなくなったパートナーを支えて死ぬまで一緒に連れ添うことも、夫としての役割です。支えてもらう代わりに、自分も大いに支えてあげなければなりません。「等価交換」というわけではありませんが、身も心も弱った相手を放置しておくのは、良心が痛む行為ですよね。
リタイア後には、すぐにパートナーと話し合う機会を作って、これまでの非礼を詫び、また相手の労をねぎらってから、「これからもよろしく」と伝えるべきでしょう。紳士的な態度を尽くせば、パートナーも愛情を持ってあなたのお世話をしてくれるはずです。